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190件の検索結果が見つかりました

  • 車体の材質はどう決める?

    AGT研究所の増川です。 AGTブログへ、ようこそ。 今回取り上げる話題は 車体の材質はどう決める? です。 第1世代のAGTの車両の材質は、 路線によってスチール、ステンレス、 アルミ合金製の3種類が使われていました。 AGTは車輪にゴムタイヤを用いるため、 タイヤの許容荷重を超えないように 車両重量が厳しく制限されていますので アルミ合金製車両が多く使われましたが、 軽量ステンレス車両が開発されてからは ステンレス製車両も使われるようになっ ていました。 国内のAGT路線では、ユーカリが丘線と レオライナーを除いて車両更新が進み、 第2世代への置き換わりが進んでいます。 その結果、腐食に弱いスチール製の車両 は姿を消し、ステンレス製とアルミ合金 製の2種類の車両にまとまりつつありま す。 日暮里・舎人ライナーの第2世代車両と して、ステンレス製の320形とアルミ 合金製の330形の2種類が製作されまし たが、より軽くその分乗客を多く乗せら れるアルミ合金製の330形が混雑対策の 切り札として選ばれ、順次アルミ合金製 車体の330形に置き換わっていくことに なっています。 上:320形ステンレス製車体 下:330形アルミ合金製車体

  • 多様性に富むAGTのシートアレンジ

    AGT研究所の増川です。 AGTブログへ、ようこそ。 今回取り上げる話題は 多様性に富むAGTのシートアレンジ です。 第一世代の AGT 車両は、小さい車体 でもできるだけ多くの人が運べるように するため、立席面積が広くとれるロング シート配列が主流でした。 例外は、レオライナーとゆりかもめの ボックスシート配列、日暮里・舎人 ライナーのセミクロスシート配列の 3路線でした。 しかし、第2世代の車両において、 シーサイドラインは、ロングシート の半分が2人掛けのクロスシートに置き 換わり、ニュートラムもロングシートの 半分が1人掛けクロスシートに置き換わ りました。 ポートライナーは、2006年の神戸空港 との接続サービス開始に合わせ第2世代 の車両が投入されました。  ドア周辺の立席エリアを広くとって、 スーツケースを持った乗客をより多く 運べるようにしています。 六甲ライナーの第2世代車両は、 先頭車両の前方部が3段のクロスシート になり、眺望優先のシートアレンジとし ていますが、それ以外は全てロングシー トとし、輸送量の確保にも気を配ってい ます。 ゆりかもめは、コミックマーケットなど のビッグイベント開催時の混雑緩和の ため、ボックスシートをオールロング シートに変更しました。 ピーク時間帯の混雑を緩和するための ロングシート化、できるだけ多くの人が 座れるようにするための2人掛けの クロスシート化など、画一的なシート 配列から路線ごとの利用者のニーズに どう応えるのかの工夫が、第2世代車両 のシートアレンジに現れています。

  • 単線路線で持続可能に

    AGT研究所の増川です。 AGTブログへ、ようこそ。 今回取り上げる話題は 単線路線で持続可能に です。 利用者の減った鉄道では、 複線を単線にすることで 経費削減を図った事例があります。 AGTの場合、10路線のなかで、 ユーカリが丘線と西武山口線の 2路線が単線軌道で、 残りの8路線が複線軌道です。 西武山口線の路線は、 両終点駅を車両が同時に出発して、 真ん中ですれ違うようになっています。 ユーカリが丘線の路線は、 ラケット型をしていて、 柄の付け根の部分にあたる駅で 車両がすれ違うようになっています。 西武山口線の一日の利用者は2千8百人、 ユーカリが丘線が2千1百人で、 どちらも3編成の車両で運営しています。(2018年統計データ) 1日の利用者が2~3千人程度の路線で あれば、バスでも輸送可能ですが、 現在も軌道系の交通システムを採用して いるのは、バスに比べ、輸送キャパが大 きく、時間が正確であるなど移動の クオリティが高い点が沿線の価値を 高めているからです。 街のデベロッパーが建設し、運営して いるユーカリが丘線は、僅かですが 単年度黒字に至っていませんが、 ユーカリが丘の地価を高く保つ効果を 補って余りある働きをしていると言われ ています。

  • プラットホームとの段差が小さいAGT

    AGT研究所の増川です。 AGTブログへ、ようこそ。 今回取り上げる話題は プラットホームとの段差が小さいAGT です。 皆さんは、駅で車椅子利用者の乗降の ために駅員が渡り板をセットする様子を ご覧になったことがあると思います。 鉄道車両におけるプラットホームと 車両の段差は 20 ミリが車椅子利用者が 自力で乗降できる目安とされています。 現在の通勤車両は、乗客数によって 床の高さが上がったり沈んだりするのを 空気バネの圧力を変化させて一定に保つ 機構が設置されています。 鉄道車両では、レールや車輪の摩耗に よって、4年毎の検査の間に数十ミリの 高さの変化が生じるのに対し、AGTの 場合、タイヤの摩耗によって生じる 10~13ミリの変化は、毎年タイヤ交換 によってリセットされるので、 鉄道車両に比べ段差の変動は僅かです。 AGT の一種で空港のターミナル間移動 に用いられる APM は、キャリーバッグ を持った旅行客の利用を前提として いますので、米国では段差を半インチ(12.7ミリ)以下にするように制御さ れており、写真に見るように殆ど フラットです。  そのため車椅子利用者が乗降する場合の 駅務員のアシストは省略されています。 同じ全自動無人運転の AGT もAPMと 同じ制御機構になっていますので、 段差を常に20ミリ以下に保つことが 可能です。 段差の縮小が、車椅子利用者の外出頻度 を増やすお役に立てたら嬉しいですね。

  • 消えたプラグドア

    AGT研究所の増川です。 AGTブログへ、ようこそ。 今回取り上げる話題は 消えたプラグドア です。 恐らく皆さんは通勤列車の乗降ドアが 故障して開かない、閉まらないという 場面に出会ったことはないと思います。 それほど日本のドアの信頼性は高く保 たれています。 しかし、無人運転を行う AGT で 乗降ドアが故障すると、運転士も 車掌も乗っていないため、 車両基地から要員を派遣するので 復旧に時間がかかり、運転中の すべての列車が止まってしまうという 事態に陥いったりします。 ゆりかもめの7000系は、3次車までの 18 編成にプラグドアが使われていまし た。 プラグドアは、閉まると外壁がフラット になり、スタイリッシュですので、 観光バスや LRT の乗降ドアによく使わ れています。 しかしながら、プラグドアの故障が 多かったため、次の 7200 系からは 外吊りドアに変更されました。 その後にオープンした日暮里・舎人 ライナー300形でも、プラグドアが 復活することはありませんでした。 バスや LRT であれば、ドア故障の場合 、運転士が押したり引いたりして 復旧させることができる場合もあるで しょうが、無人運転のAGT の場合は それができないため、AGT のドアには より高いレベルの信頼性が必要だった という教訓をゆりかもめのプラグドアは 残したのでした。

  • AGTの標識灯に注目!

    AGT研究所の増川です。 AGTブログへ、ようこそ。 今回取り上げる話題は AGTの標識灯に注目! です。 編成の最後尾に二つ赤い尾灯が 並んでいる電車のお約束の姿を、 ゆりかもめ7300系は壊しました。 ゆりかもめ7300系の標識灯は、 前面の中央部で白く輝き、 後面ではそれが赤く光ります。 白く光る標識灯を前照灯と思っている方 が多いと思いますが、 昼間の無人運転時は、 スカート部にあるHIDの前照灯は消灯し、 標識灯だけを点灯させています。 ゆりかもめ7500系では、中央の 標識灯が前照灯に変わり、標識灯は ネオンサインのような細長い形状に なって、前方は青色、後部は赤色に 発光します。 7500系の前照灯が昼夜を問わず 常時点灯となったのは、前照灯の LED 化によって消費電力が少なくなり 寿命がとても長くなったからです。 AGTの標識灯は、中央に配置されたり、 ネオンサイン状になったりと、 個性的なデザインのものが増え、 都会らしい雰囲気を演出しています。 無人運転だからこそ、このような大胆な 取り組みができたのかもしれません。

  • ロングシートかクロスシートか

    AGT研究所の増川です。 AGTブログへ、ようこそ。 今回取り上げる話題は ロングシートかクロスシートか です。 座席が車両の壁と平行になっている シート配列をロングシートと呼びます。 私はロングシートに座って、 反対側のシートに座っている人を それとなく観察するのが好きです。 服装や持ち物のトレンドを知ったりする のに役に立ち飽きることがありません。 それに対し、クロスシートは、知らない 人と二人だけで並んで座るという ある種の緊張感があって苦手です。 最近の路線バスのシート配列は、 前半分の片側がロングシート、 もう片側が1人掛けのクロスシート、 後ろ半分の両サイドが、2人掛けの クロスシートという配列が一般化して います。 両サイドをロングシートにするより 片側を一人掛けのクロスシートとした方 が、座席数は減りますが、立ち乗り スペースが広がり、混雑緩和には つながります。 路線バスの前半分で一般化している このシートアレンジを採用した ニュートラムの第2世代車両は、 少しでも立ち乗りスペースの増大を 図りたい AGT 向けのシートアレンジ として一つの方向性を示したものと いえます。

  • 先頭部のエキサイティング空間

    AGT研究所の増川です。 AGTブログへ、ようこそ。 今回取り上げる話題は、 先頭部のエキサイティング空間 です。 全自動無人運転の AGT の魅力の ひとつに、乗客が運転席に座って 前方の景色を楽しめるというのが あります。 子どもたちにとって AGT の運転席に 座れるか座れないか、ドキドキしながら 乗り込んだ電車で、運転席がカップルや 別の親子に占有されていたら失望感も 大きいでしょうね。 そんな時にも、子どもたちを失望 させないために、ゆりかもめや 日暮里・舎人ライナー330形は、 先頭部分に縦に長い手摺がつけられて います。 これは、運転席より更に前のフロント ガラスに近いところに立って、 子どもたちが手摺の下側を、 大人が手摺の上側を握りながら 前方の景色を楽しめるための工夫です。 更に、手摺の周辺は一切のとがった ところがないように丸みを帯びた デザインにして、怪我の心配なく 子どもたちが楽しめるように配慮 されています。 列車の最先端に立って移動できる という全自動無人運転の AGTならでは のスペースは、大人にとっても エキサイティングな経験のようで、 ゆりかもめでは大人の外国人のグループ が興奮しているのをよく見かけます。 Exciting Space at the front end of the train One of the attractions of the fully automated, unmanned AGT is that passengers can sit in the driver's seat and enjoy the view ahead. For children, it would be a great disappointment if the driver's seat is occupied by a couple or another parent and child on a train that they are excited to board, wondering whether they will be able to sit in the driver's seat of an AGT or not. To avoid disappointing children, the Yurikamome and Nippori-Toneri Liner Type 30 trains are equipped with a long handrail at the front of the train. This is so that children can stand further in front of the driver's seat, closer to the windshield, and enjoy the view ahead while holding the bottom of the handrail and the top of the handrail for adults. Furthermore, the area around the handrail has been designed to be rounded, with no sharp edges, so that children can enjoy the ride without fear of injury. The unique space of AGT, a fully automated, unmanned train, where visitors can stand at the front end of the train, seems to be an exciting experience for adults as well, and we often see groups of foreigners excitedly enjoying the experience on the Yurikamome.

  • 数々のユニークさがあったピーチライナー

    AGT研究所の増川です。 AGTブログへ、ようこそ。 今回取り上げる話題は、 数々のユニークさがあったピーチライナ ー です。 ブラタモリを見ていますと、時々 廃線の痕跡を見ることがあります。 日本のAGTで6番目に開業した 名古屋の桃花台ピーチライナーは、 桃花台ニュータウンと小牧市の中心 にある名鉄小牧駅を結ぶ7.4km、 7駅のAGT路線でしたが、唯一、 廃線になった AGT です。 ピーチライナーの車両は、 大変ユニークな車両でした。 4両編成のマニュアル運転の AGT車両ですが、運転席が片方にしか ありませんでした。 ドイツのヴッパータールには、終点で Uターンするモノレールがありますが、 ピーチライナーも終点駅で折り返し運転 せずに、終点駅の後方にあるループを 1周して反対方向に向きを変えるという 構造でした。 バスと同じですから、乗客の乗降口も 片側にしかありませんでした。 案内方式も、 日本のAGTで標準的に採用されている サイドガイド方式とは異なる センターガイド方式を採用していまし た。 4両の連結バスともいえる車両構造と センターガイド軌道を組み合わせる ことで建設費、運営費の低減を図った ピーチライナーの取り組みは、将来、 世界のどこかで復活する可能性を秘めた 魅力的なシステムといえます。 The Peach Liner, which had numerous unique If you watch the Japanese TV show Buratamori, you will occasionally see traces of abandoned rail lines. Nagoya's Toukadai Peach Liner, the sixth AGT line in Japan, was a 7.4-km, 7-station AGT line connecting Toukadai New Town and Meitetsu Komaki Station in the center of Komaki City, and is the only AGT line that has been discontinued. The Peach Liner trains were very unique vehicles. It was a 4-car, manually operated AGT train with the driver's seat on only one side. In Wuppertal, Germany, there is a monorail that makes a U-turn at the end of the line. The Peach Liner also did not turn around at the end of the line, but instead made a loop behind the end of the line and turned around in the opposite direction. Since it was the same as a bus, passengers could only get on and off on one side. The guidance system used was the center guide system, which was different from the side guide system used as standard on Japanese AGTs. The Peach Liner's efforts to reduce construction and operating costs by combining a vehicle structure that could be considered a four-car articulated bus with a center-guided track is an attractive system that has the potential to be revived somewhere in the world in the future.

  • ラストワンマイルは遠すぎる

    AGT研究所の増川です。 AGTブログへ、ようこそ。 今回取り上げる話題は、 ラストワンマイルは遠すぎる です。 最寄りの電車の駅やバス停から 自宅までの区間を ラストワンマイルと呼んだりして います。 ワンマイルは1.6キロメートルで、 普通に歩いて二十数分の距離です。 高齢者には負担を感じさせる距離 ですし、高齢者でなくてもちょっと 遠く感じる距離です。 そこで、ワンマイル先にある公共交通の 駅やバス停まで、徒歩以外に自転車や パーソナルな移動手段がいろいろと 提案されています。 AGTの駅と駅の間の距離は800メートル 前後に設定されています。 ワンマイル1.6キロメートルの 半分ですので、800メートルは、 ハーフマイルです。 歩いても10分ちょっとですので、 高齢者でもそれほど負担にならない 距離ではないでしょうか。 ハーフマイルが公共交通機関と 利用者を結ぶのにちょうどよい ころあいの距離とすると、 高齢化社会を迎えるこれからのために、 現状の駅や停留所の位置を、 ハーフマイルを目安として見直す必要が あるように思います。 The Last Mile is Too Far The distance between the nearest train station or bus stop and your home is sometimes called the last mile. One mile is 1.6 kilometers, which is more than 20 minutes of normal walking. It is a distance that is burdensome for the elderly, and even for those who are not elderly, it seems a bit far. Therefore, various means of transportation, such as bicycles and personal transportation, have been proposed in addition to walking to the public transportation station or bus stop, which is one mile away. The distance between AGT stations is built around 800 meters. So the 800 meters is half a mile. It takes a little over 10 minutes to walk this distance, so it is not so burdensome even for the elderly. If the half-mile is the optimal distance between public transportation and its users, it seems to me that the current locations of stations and stops need to be reviewed with the half-mile as a guide for the coming aging society.

  • ループ式ターミナル駅

    AGT研究所の増川です。 AGTブログへ、ようこそ。 今回取り上げる話題は、 ループ式ターミナル駅 です。 朝の通勤客の様子がニュースで流される ことの多い品川駅。 その品川駅に次いで1日の利用者が多い 大宮駅。 ニューシャトルは、その大宮駅を 起点として終点の内宿駅まで 13駅、12.7kmのAGT路線です。 ニューシャトルの大宮駅は、 ホームの両端が上下線と90度 直行するように配置されている ループ式ターミナル駅です。 人の脚に見立てると、上り線は ふくらはぎを下に進み、踵で90度 向きを変え、足の裏に当たる大宮駅の プラットホームに停車します。 乗降完了後、足の指を越えて足の甲を 経て脚の脛の下り線を進みます。 プラットホームに到着した6両の 車両の扉から一斉に吐き出された 大勢の通勤客が、幅の広い数段の 階段を下り、綺麗に6台の改札機 を通ってJR方面の通路に向かう流れは、 漏斗を流れる水の様で、 なんとも流麗な動きです。 人の流れに加えて、 ループ式ターミナル駅は、 運転席が入れ替わらない、 分岐が不要など、運行に負担の かからないシンプルな駅構造です。 Loop terminal station Shinagawa Station is often on the news for its morning commuters. Omiya Station has the following largest number of daily passengers after Shinagawa Station. The New Shuttle is a 13-stop, 12.7-km AGT line that starts at Omiya Station and ends at Uchijuku Station. The New Shuttle's Omiya Station is a loop terminal station, with both ends of the platforms arranged so that the upper and lower lines run 90 degrees in a direct line with each other. If we look at it as a human leg, the up line proceeds down the calf, turns 90 degrees at the heel, and stops at the platform of Omiya Station, where it hits the sole of the foot. After completing boarding and disembarking, the train continues on the down line past the toes, through the instep, and down the shin of the leg. The flow of the large number of commuters who have been ejected simultaneously from the doors of the six cars arriving at the platform, down the few wide steps, and neatly through the six turnstiles to the JR connecting corridor is like water flowing through a funnel, a very fluid movement. In addition to the flow of people, the loop terminal station has a simple station structure that does not place a burden on operations, with no interchanging of drivers and no need for branching.

  • 厚さ22ミリの超薄型照明

    AGT研究所の増川です。 AGTブログへ、ようこそ。 今回取り上げる話題は 厚さ22ミリの超薄型照明 です。 ユーカリが丘線、西武山口線、 アストラムラインなどに使われている AGT のトンネルの高さは、 走行面から3.5メートルと、 とてもコンパクトにできています。 AGT の走行面から車両の床までの 高さは、約1.1メートルありますので、 車両床から屋根までの高さを 2.2メートル以下にする必要があり ます。 そのため、ゆりかもめ7300系では、 車内のヘッドクリアランスをかせぐ ために、厚さ22ミリメートルの 超薄型のLED照明を天井に埋め込み、 天井に段差がない滑らかな仕上がりを 実現しています。 粒状のLED光源を端部に埋め込み、 反射板・拡散フィルムを用いて 光を拡散させ、面全体が均一に 光るようにしたものです。 超薄型でありながら、LEDの粒粒が 目に入らず、眩しさを感じさせないのが 特長です。 コンパクトなAGTの室内を、 少しでも快適にするために、 照明メーカと車両メーカが協力して 開発し、その後、ニューシャトル2020 系、日暮里・舎人ライナー330形、 アストラム7000系にも使われています。 Ultra-thin lighting with a thickness of 22 mm The AGT tunnels used on the Yukarigaoka Line, Seibu Yamaguchi Line, and Astram Line are very compact, with a tunnel height of 3.5 meters from the running surface. The height from the running surface of the AGT to the floor of the car is approximately 1.1 meters, so the height from the car floor to the roof must be less than 2.2 meters. To achieve this, the Yurikamome 7300 series has ultra-thin LED lights, 22 millimeters thick, embedded in the ceiling to increase head clearance inside the car, creating a smooth finish with no bumps on the ceiling. A granular LED light source is embedded at the edge, and light is diffused using reflectors and diffusion film to ensure that the entire surface glows evenly. Despite its ultra-thin profile, the LEDs do not glare, as no LED grains are visible to the eye. The lighting system was developed in cooperation with train manufacturers to make the compact AGT interior as comfortable as possible, and has since been used in the New Shuttle Series 2020, Nippori-Toneri Liner Type 330, and Astram Series 7000.

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