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日本のAGTと海外のAGTの相違点(台車編)

  • agtinstitute21
  • 2023年9月8日
  • 読了時間: 1分

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AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は、

日本のAGTと海外のAGTの相違点 (台車編) です。


米国で1971年に初めて運行を開始した ウエスティングハウスのAPMは、中央に 敷設されたガイドレールを両側の案内輪 で挟むセンターガイド方式でした。


ヨーロッパのAGTはサイドガイド方式 ですが、案内輪をガイドレールに密着 させて走行しています。

日本のAGTは、サイドガイド方式ですが 米国、ヨーロッパのどちらのシステムと も違い、直線では案内輪をガイドレール に密着させなくてもタイヤが真っ直ぐ転 がるような仕組みを備えていて、案内輪 とガイドレールの間に数ミリの隙間があ ります。 

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カーブを回る時には前方外側と後方内側 の案内輪がガイドレールに沿いながら 走りますが、直線では、案内輪はガイド レールに時々当たる程度です。


このため、日本のAGTはガイドレールの 調整が殆どいらず、案内輪の摩耗も少な く、寿命が長いという特徴があります。


このように、定期的な調整作業と消耗品 交換の頻度が少ない日本のAGTは、 途上国の経済的負担を軽減する公共交通 システムとして導入が検討されています。

 
 
 

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