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中間サイズの輸送システム、その正体とは

  • agtinstitute21
  • 6月20日
  • 読了時間: 1分
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AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回とり上げる話題は、

中間サイズの輸送システム、その正体

とは

です。



通勤や通学など私たちの生活を支える

公共交通機関に「中間サイズ」の輸送

システムがあるのをご存じでしょうか?



鉄道が大量輸送、バスが少量輸送を担う

のに対し、AGT(新交通システム)は

その「中間」に位置する中量輸送システ

ムです。AGTのほか、モノレールやLRT

(次世代型路面電車)も中量輸送システ

ムに含まれます。

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日本における毎日のAGT利用者は、

規模の小さいユーカリが丘線と西武山口

線を除いた8路線合計で約50万人です。

特に「ゆりかもめ」の利用者数は12万人

に達します。

1路線あたりの平均利用者数は約6.3万人。

これを運ぶにはバスでは規模が足りず、

鉄道では過剰になる――まさにAGTが

最適な選択です。

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さらにAGTには、運転士が不要という

大きな特徴があります。これにより、

運行コストを抑えつつ柔軟な運行が可能

になり、多くの路線が単年度黒字経営を

実現しています。これは、同規模の利用

者数を抱える東武日光線、西武多摩湖線、

今里筋線、神戸海岸線などの鉄道路線が

苦しい採算状況にあるのと対照的です。


次回のAGTブログもお楽しみに!

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