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なぜ、ゆりかもめは「屋根の上」に大きな数字が書かれているのか? ― 2階通路がもたらす車両基地の安全と効率化

2 時間前
読了時間: 2分

AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は

なぜ、ゆりかもめは「屋根の上」に

大きな数字が書かれているのか?

― 2階通路がもたらす車両基地の安全と

効率化

です。



電車の前面に書かれた「編成番号」。


 












各車両を識別するためのこの固有番号が、

ゆりかもめの車両では「屋根の上」にも

描かれているのをご存知でしょうか。













通常では目につきにくい屋根上の表記に

は、車両基地における安全と作業効率を

高める設計思想が隠されています。


東京ビッグサイトと有明駅の間にある

ゆりかもめの車両基地では、定期検査を

行う「検収棟」、本線出入庫時の「出入

庫点検台」、そして車両を休ませる

「留置線」の3つの主要エリアが、

検査員が常駐する中央管理棟とすべて

「2階レベル」の連絡通路で結ばれて

います。

AGT特有の地上にある高圧の架線を

横断することなく目的の車両へ直接

アプローチできるため、現場における

線路横断事故のリスクを構造的にゼロ

に抑えています。














この「2階アクセス構造」を最大限に

生かすために導入されたのが、

屋根上の編成番号表記です。

検査員が2階通路から1階の作業現場へ

降りる前に、上から目的の車両を瞬時に

確認できるように設計されています。

基地内に並ぶ全26編成を2階からひと目

で見渡して視認できるため、目的車両の

確認ミスを防ぎ、日常の点検・整備業務

の効率化を大きく後押ししています。


危険な線路横断を排除した建築設計と、

屋根上表記という視覚的工夫の組み合わ

せ。

ユニークな屋根の数字は、作業員の安全

を守り、確実な整備体制を通じて日々

多くの乗客を運ぶゆりかもめの安全運行

を足元から支えているのです。


次回のAGTブログもお楽しみに!

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