AGTは用地買収が不要なシステム
- agtinstitute21
- 2024年4月12日
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AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は
AGTは用地買収が不要なシステム
です。
AGTは、道路の上の空間を有効利用する システムとして考案されましたので、 道路以外の用地を新たに買収する必要が ありません。
さらに、交差点で90度方向を 変えられるように半径30mの 小カーブが曲がれるようになっています ので交差点周辺の土地、建物と干渉する こともありません。


一方、モノレールも道路上の空間を 有効利用したシステムですが、
モノレールの最小カーブ半径は
50mですので、交差点で90度曲がる ときどうしても内側の敷地に食い込んで しまいます。
そのため、建物の撤去や住民の立ち退き が必要になってしまいます。

立ち退きが必要になると、路線全体の 完成が遅れるなどで全体の建設費を押し 上げたり、最悪の場合完成することが できずに終わることもあります。
その点AGTは、交差点周りの建物に 影響を与えずに軌道を通すことが できますので、 用地買収のいらないシステムという点が モノレールにはないAGTの大きな特長で す。
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