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30mの高低差を省スペースで昇降できるAGT

  • agtinstitute21
  • 2024年3月1日
  • 読了時間: 1分

更新日:2024年4月4日


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AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は

30mの高低差を省スペースで昇降できる AGT

です。


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ゆりかもめの芝浦ふ頭駅とレインボー ブリッジの間には、ぐるっと1周 (正確には270度)回る直径270mの ループがあります。


このループの入り口と出口で、 ゆりかもめは海抜30mから60mの間を 一気に昇り降りします。

レインボーブリッジの計画時は当時の 最大客船であったクイーンエリザベス 二世号が通過できるように海上から 橋げたの下まで60mのクリアランスを とったのですが、その後出現した大型 クルーズ船が60mでは足りず、 通行ができなくなったため、 レインボーブリッジの下を通らずにすむ ように「東京国際クルーズターミナル 駅」前に新しい桟橋が作られました。

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レインボーブリッジのお台場側は 芝浦ふ頭側と対照的に50パーミル600m の長い坂が続きます。

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このように急勾配に強いだけでなく 芝浦ふ頭側は、AGTの小カーブに強い という特性を生かして、 30mの昇り降りをお台場側の約半分の コンパクトなスペースで可能にしていま す。

 
 
 

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