なぜ日本のAGTには、「床までとどく窓」があるのか? シンガポールで見た、あるデザイナーの誓い
- agtinstitute21
- 7 時間前
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AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は、
なぜ日本のAGTには、「床までとどく窓」
があるのか? シンガポールで見た、
あるデザイナーの誓い
です。
無人運転車両の最大のメリットは
何でしょうか?
単なる効率化だけではなく、
最前列という「特等席」を子供たちに
プレゼントしたことです。
シンガポールにブキットパンジャン線
というAGT路線があります。
そこのCX-100というAGT車両は、
大きなフロントウインドウの下側が、
機器ボックスになっていて、
子どもたちがわれ先にその機器ボックス
の上に座り込んで、前の景色を楽しんで
います。

ゆりかもめの車両は、
先頭部分に腰の高さから床までの窓が
設けられています。
子どもでも、屈まないとその窓から
外が見えにくいのですが、
床に座り込むと、窓を独り占めにして、
前方の景色を楽しむことができます。

これはXに投稿された写真ですが、
これこそ、ブキットパンジャンのAGTを
見て感動したデザイナーが日本のAGTで
実現したかった姿です。
スポーツカーのように視点が走行路面に
近くなるほどスピード感が増しますので
、この窓から見える景色は他では味わえ
ないものです。
床に寝そべっている男の子の左側に
見える縦に長い手摺は、
単なる転倒防止ではなく、
同じ景色を見ながら親子で上と下を
握って乗車体験を共有するための
架け橋となるようにとデザイナーが
考えた工夫です。
この長い手摺は、公共交通が単なる
移動手段から、家族の思い出を作る
空間へと進化した証でもあります。
従来の鉄道では「運転士だけの聖域」
だった最前列が、無人運転によって
「すべての人、特に子供たちのための
探求の場」に開放されたのです。
次回のAGTブログもお楽しみに!
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