AGTは四輪操舵システム
- agtinstitute21
- 2024年1月5日
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AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は
AGTは四輪操舵システム
です。
自動車の後輪は、前輪のように操舵され ずに固定されていますが、
前輪だけでなく後輪も操舵される 四輪操舵システムというのがあります。
日本でも1980年代に多くのメーカー から発売されましたが、 現在はほとんど見かけませんが、 最近また海外の高級車で採用が増えて
きているようです。
自動車の場合、後輪の操舵角はほんの わずかで、あくまでも走行性能を向上さ せるためのものですが、
AGT は前輪と後輪が同じ角度で 反対方向に操舵される四輪操舵システム が誕生当初から採用されています。
自動車の場合、バックで高速走行する ことはありませんが、AGTでは往きも 返りも同じ速度で走りますので、 前後輪が同じ角度に操舵される四輪操舵 は必須です。

第1世代の AGT の四輪操舵システムは、 リンク方式が中心でしたが、 現在は車体の左右の動きが小さく車体幅 を広くできるボギー方式が主流になって います。
さらにボギー方式はリンク方式に比べ 部品点数が少なく、信頼性の向上にも 役立っています。
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