AGTとLRTが共存する広島市
- agtinstitute21
- 2023年8月25日
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更新日:2023年8月25日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は、
AGTとLRTが共存する広島市
です。
人口百万人を超える政令指定都市は11 ありますが、川崎市、さいたま市を除く 9都市には地下鉄があります。
広島市のAGTアストラムラインは、 鯉城と呼ばれる広島城の北部にある 新白島駅で地下に潜り、市の中心部の 3 駅分が地下鉄となっており、 広島市は地下鉄のある政令指定都市の 一つとしてカウントされています。

地下鉄の地上部には、最新型の
LRT 5200形グリーンムーバー・
エイペックスはじめ路面電車網が
縦横に張りめぐらされています。

広島市の北西部に広がる住宅地と
市の中心部には4.5%の急勾配の 坂道があり、この2地区を結ぶ
軌道交通システムとして6%の急勾配に 対応できる新交通システム・AGTが 選ばれました。
広島市ではこのように平坦な市の中心部 は LRT が、勾配のきつい高台の住宅街 と平坦な市の中心部の連結を AGT が 担うというそれぞれのシステムの特徴を 生かした交通システムが共存しています。
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