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AGTと相性のよい第三軌条

  • agtinstitute21
  • 2024年1月19日
  • 読了時間: 1分

AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は

AGTと相性のよい第三軌条

です。



AGT路線の外観上の特長として 架線とそれを支える電柱がないことが あげられます。



AGTのパンタグラフは、車両の床下に あります。

電線自体は、架空電車線方式の ワイヤーではなく、板状の架線が使

われていており、このシステムを

第三軌条方式と呼んでいます。



第三軌条方式は、銀座線や丸の内線 など創成期の地下鉄でも使われていま す。 プラットホームから転落した場合、 感電の危険性がありましたが、 この2路線では優先的にプラット ホームドアが設置されその危険性は 低下しました。


全自動無人運転のAGTは、当初から 天井まであるプラットホームドアで 軌道と仕切られ、軌道に人間が入り 込めないようになっていますので、 第三軌条方式はAGTのためにある といっても過言ではないほど 相性がよいシステムです。

 

システムで故障が発生し、乗客が

軌道に降りて最寄りの駅まで歩いて 移動する場合は、先頭車の前面にある 非常扉を開くと、非常発報という 無線システムによって自動的に 第三軌条の電源が落ちるようになって いて安全です。

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