高速道路と共存するAGT
- agtinstitute21
- 2023年12月29日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年1月1日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は
高速道路と共存するAGT
です。
以前、東北新幹線の軌道構造物を 利用したニューシャトルをご紹介
しました。
今回は、高速道路の橋脚を利用する ニュートラムについてご紹介します。
ニュートラムは、終点のコスモスクエア 駅を除き、全線高架のAGTです。
そこでは、南港東駅、フェリー ターミナル駅、ポートタウン東駅の
3駅分の軌道が阪神高速4号湾岸線の下 を通っています。

高速道路を支える橋脚はニュートラムの 軌道も同時に支えています。
1981年に日本で2番目のAGT路線とし て開業したニュートラムと
1983年に開業したニューシャトルは、 どちらもAGTの軌道を支えることを前提 に新幹線や高速道路の主要構造物の設計 が行われています。
新幹線や高速道路の軌道は、地元の住民 に直接的なメリットをもたらすものでは ありませんが、AGTという公共交通が 同時に敷設されることで地元に大きな メリットをもたらしています。
AGTと新幹線、高速道路が共存する構造 は、過密化する世界の都市問題の解決 事例として、おおいに参考になると考え ます。
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