騒音の低いAGTとモノレール
- agtinstitute21
- 2024年11月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年11月8日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は
騒音の低いAGTとモノレール
です。
都会の生活で、交通機関の騒音は大きな
課題です。
AGTとモノレールは、鉄輪の代わりに
ゴムタイヤを使用しているため、
沿線に与える騒音の影響が非常に少ない
ことが特徴です。
ゴムタイヤはカーブで軋り音を発生させ
ません。そのため、例えば
日暮里・舎人ライナーのように
日暮里駅を出た直後にある半径30mの
小カーブのすぐ横にマンションビルが
ありますが、住民が騒音で悩まされる
ことはありません。
AGTの高架軌道はパラペットで
囲まれており、走行音が周囲に広
がらない工夫がされています。
一方、モノレールは走行輪や案内輪
を防音カバーで覆うことで騒音の
拡散を防いでおり静かです。

AGTでもセンターガイド方式を採用する
ユーカリが丘線はパラペットがありませ
んが、走行輪と案内輪が防音カバーで
覆われており、モノレールと同じように
騒音が抑えられています。

さらに、湘南モノレールや
千葉モノレールの懸垂型モノレールでは、
走行輪や案内輪が鉄製軌道で覆われている ため、沿線の騒音値はとても低い状態を 保っています。

ユーカリが丘や湘南モノレールの沿線を
見てみると、軌道と住宅の近さにもかか
わらず静かな環境が保たれていること
から、ゴムタイヤの効果は非常に大きい
ことがわかります。
次回のAGTブログもお楽しみに!
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