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都市交通システムの淘汰:未来への選択

  • agtinstitute21
  • 2024年9月6日
  • 読了時間: 2分

スカイレールは技術的には素晴らしいがビジネスとして継続が難しく廃線が決まった
都市交通システムの淘汰:未来への選択

AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は

都市交通システムの淘汰:未来への選択

です。


新しい都市交通システムには、

LRT、モノレール、AGT、リニア地下鉄

、HSST、ガイドウエイバスなど 多くの種類があります。 それぞれのシステムのなかで、 さまざまなメーカーによって異なる 技術や構造が試みられてきましたが、

多くは淘汰され、現在の形に至って います。


たとえば、LRTでは、台車構造が異なる

二つのタイプが共存しています。 モノレールは、アルヴェーク式の跨座型 とサフェージュ式の懸垂型が市場を分け 合っていますが、ランゲル式の懸垂型の 上野動物園モノレールや東芝式の跨座型 の横浜ドリームランド線などは、 今や過去のものとなっています。

AGTは、サイドガイド方式とセンター ガイド方式の2種類のガイドシステムが ありましたが、1985年の標準化によっ てサイドガイド方式に統一されました。 センターガイドの一つ桃花台線は姿を 消し、残るユーカリが丘線も開業から

40年を経て今後の去就が注目されて います。


新しいシステムの導入は技術的には 魅力的ですが、経済的な理由で

多くが淘汰されてきました。


上野動物園などでは、新たな交通

システムが検討されていますが、

スカイレールのように車両更新に

費用が掛かりすぎて存続を断念す

る事態も起こりえます。 将来にわたって生き残るためには、 技術の共有や市場での仲間づくりが 不可欠です。


次回のブログもお楽しみに!

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