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都市の景観と調和する水平軌道

  • agtinstitute21
  • 2024年9月13日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年9月19日


六甲ライナーの未来的な直線軌道
都市の景観と調和する水平軌道

AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は

都市の景観と調和する水平軌道

です。


SF映画の世界に登場する都市内交通

システムを思い浮かべてみてください。

未来都市では、直線軌道を高速で移動 する乗り物がほとんどです。

これは、効率的で速い移動を可能にする

理想の形態として描かれています。

都市間をつなぐ新幹線のような高速列車

の軌道も、直線区間を多くとって建設さ

れています。


一方で、都市内交通は既存の建物や

インフラの制約から、必ずしも

直線的ではないのが現状です。

 

AGTのなかでも、ポートライナーや

六甲ライナーの人工島内部の軌道は

直線を多用しており、未来的な印象を

与えます。

対照的に、ゆりかもめの軌道は、

直線区間がほとんどなく、

常に上下左右に方向を変え、

まるでジェットコースターのような

感覚を与えます。

モノレールでも東京モノレールは

アップダウンが多く、ダイナミックな

移動を体験できます。

一方、多摩都市モノレールは、

軌道の水平度を極力保つように設計

され、移動速度もゆっくりで、飛行船に

乗っているような感じがします。

都市の景観という観点からいうと

水平な軌道はシンプルでモダンな

印象をあたえ、建物との調和がとれた

風景を作り出します。

直線的な軌道が増えることで、

より未来的でスマートな都市づくりが

進むのかもしれません。

あなたはどのような軌道が理想だと

思いますか? 未来の都市交通に思いを

巡らせてみてください。


次回のブログもお楽しみに!

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