車体の材質はどう決める?
- agtinstitute21
- 2023年5月12日
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更新日:2023年6月2日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は
車体の材質はどう決める?
です。
第1世代のAGTの車両の材質は、
路線によってスチール、ステンレス、 アルミ合金製の3種類が使われていました。
AGTは車輪にゴムタイヤを用いるため、 タイヤの許容荷重を超えないように 車両重量が厳しく制限されていますので アルミ合金製車両が多く使われましたが、 軽量ステンレス車両が開発されてからは
ステンレス製車両も使われるようになっ ていました。 国内のAGT路線では、ユーカリが丘線と レオライナーを除いて車両更新が進み、 第2世代への置き換わりが進んでいます。 その結果、腐食に弱いスチール製の車両 は姿を消し、ステンレス製とアルミ合金 製の2種類の車両にまとまりつつありま す。
日暮里・舎人ライナーの第2世代車両と して、ステンレス製の320形とアルミ 合金製の330形の2種類が製作されまし たが、より軽くその分乗客を多く乗せら れるアルミ合金製の330形が混雑対策の 切り札として選ばれ、順次アルミ合金製 車体の330形に置き換わっていくことに なっています。

上:320形ステンレス製車体
下:330形アルミ合金製車体
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