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複線並みの輸送力が得られるAGTの単線

  • agtinstitute21
  • 2023年6月23日
  • 読了時間: 1分

更新日:2023年7月14日


AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は

複線並みの輸送力が得られる AGTの単線

です。


以前に AGT の単線路線の西武山口線と ユーカリが丘線をご紹介しましたが、 複線の路線の中にも一部が単線になって いる路線があります。


ニューシャトルは、大宮寄りの9駅間が 複線で、残りの4駅4.5kmが単線の組み 合わせになっています。


等間隔に配置された単線の4駅全てが 行違い駅になっており、ゴムタイヤを使 ったAGT の加減速の良さを生かして駅間 を全速力で走り、将来の輸送需要の増大 に余裕をもって対応できるようになって います。

延伸計画が公表されているアストラム ラインも、6駅7.1kmの延伸部を単線と する計画です。


懸垂型モノレールの湘南モノレールは、 8駅6.6㎞の全線単線の路線で、 行違い駅は全体の半分の4駅ですが 7分間隔で1日3万人を運んでいます。


ニューシャトル型の単線・複線混合路線 は、AGTの特性を生かし、全線複線路線 に迫る輸送力を得ることができています。 開業時に路線の末端側の沿線開発が 進んでいないため、建設費や路線保守の 負担低減のために末端側を単線とした 路線でも、将来の輸送量の増大に対応が 可能なことを示しています。

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