海外AGTのドアは何故大きい?
- agtinstitute21
- 2023年12月8日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年2月8日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は
海外AGTのドアは何故大きい? です。
皆さんが毎日お世話になる通勤電車の
乗降口の幅は、1.3mが標準です。
国内の AGT 車両は、
ワンドア車が1.3m、
ツードア車が1.1mです。
国内 AGT で最も新しいアストラム
7000系のワンドアの1.4mというのも
あります。
シンガポールのセンカン・プンゴルや ブキットパンジャンなど海外のAGTの 乗降口は2m以上あります。

2021年に開業したバンコクの ゴールドラインの AGT も 2m以上あります。
この理由は、海外の AGT は、 空港向けAPM車両との共通化が 図られているからです。
APM は、到着便の飛行機から1度に掃き
出されるキャリーケースを持った乗客の
乗降をできるだけスムースに処理する
必要があるのでドアを大きくしています。
とはいっても、 ドア用の開口を大きくすればするほど、 車体の強度を保つのが難しくなりますの で、2m前後の大きさが限度となります。
この空港向け APM の車体に座席を追加 して都市交通用としたのが海外のAGT なので、海外 AGTのドアは2mを超え る大きさになっているというわけです。
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