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日本のAGTと海外のAGTの相違点(給電線)

  • agtinstitute21
  • 2023年10月27日
  • 読了時間: 1分

更新日:2023年11月30日


AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は、

日本のAGTと海外のAGTの相違点(給電線) です。


一般的に電車は、 車両の上に張られたケーブル状の架線 から電力を取り込んで走りますが、 AGTでこのような給電方式をとるものは なく、 全て車体より下の位置に設置された レール状の架線から電力を取り込む 方式を採用しています。 AGTの給電方式において、 日本のAGTと米国の AGT はどちらも 車体より下の位置に架線がある点は

同じですが、 分岐部で日本の AGT は架線が固定され て動きませんが、

米国の AGT はガイドと一緒に架線が 動く点が異なります。


米国の AGT が採用している 動く架線のメリットは、 大変コンパクトな点にありますが、 信頼性は劣るようです。 それに対し、 日本の AGT が採用している架線は、 動く箇所がありませんので 信頼性が非常に高いというメリットが あります。

シンガポールには、米国の AGT の

ブキットパンジャン線と 日本の AGT のセンカン・プンゴル線が ありますが、信頼性の高さで、 日本の AGT が米国の AGT を上回って いるようです。

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