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日暮里・舎人ライナーの非対称配色

  • agtinstitute21
  • 2023年6月9日
  • 読了時間: 1分

AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は

日暮里・舎人ライナーの非対称配色 です。



最近の列車の横に描かれる模様は、

両先頭車と中間車を貫く帯状のものが 殆どです。


車両番号以外にどちらが上りか下りか 車両の横の模様からでは判断がつかなく なっています。


日暮里・舎人ライナーの330形は、

どちらが日暮里側でどちらが見沼代親水 公園側かがわかるようなデザインが施さ れています。


先頭車の横がマゼンダに塗られている のが日暮里側で活動的な都会を表現し、 グリーンに塗られているが見沼代親水 公園側で郊外のやすらぎを表現していま す。


日暮里と見沼代親水公園の両終点の シンボルカラーを両先頭車に配色した デザインは、ストライプ一辺倒の デザインに一石を投じたものといえます。



ストライプのデザインは、両終点間の 機械的な往復移動を象徴していますが、 ストライプの代わりに両先頭車に異なる シンボルカラーを配したデザインは、 朝と晩で異なる乗客の気持ちを表現し、 列車に人間的温かみを与えています。


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