日暮里・舎人ライナーの荒川洪水対策
- agtinstitute21
- 2024年4月5日
- 読了時間: 1分

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は
日暮里・舎人ライナーの荒川洪水対策
です。

1910年の荒川の大洪水を機に
現在の荒川(荒川放水路)が作られ
1924年の通水から100年間堤防決壊や
氾濫がなく現在に至っています。
しかし、令和元年10月の東日本台風で、
あと少しで氾濫というところまで水位が
上がり、氾濫を想定した対策が本格化
しています。
荒川流域を通る日暮里・舎人ライナー
は、全線が高架となっており、
想定浸水高さより高いため、
路線やプラットホームが浸水でやられる
可能性は低く、コンコース階と
プラットホームは駅周辺の住民の
一時避難場所となっています。
車両基地は土で覆われ、基地の上は
公園になっていますが、
地上にあるため想定浸水区域内です。
本線と車両基地を結ぶ路線は
尾久橋通りの下を通っているので、
洪水の影響をもろに受けることに
なります。

洪水が予想される際には、
車両基地の車両を軌道上に避難させます
が、基地内の電力信号設備を洪水から
守るため、基地の出入り口や搬入口
などの防水シャッターへの更新を
すすめています。
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