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日暮里・舎人ライナーの混雑緩和対策

  • agtinstitute21
  • 2023年10月6日
  • 読了時間: 1分

AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は、

日暮里・舎人ライナーの混雑緩和対策 です。



コロナ以前の通勤列車の混雑度は

どこの事業者も定員の150%以下に抑 えるように、ピーク時間帯の列車本数を 増やすなどの努力をしていましたが、 コロナ前の日暮里・舎人ライナーでは180%を超える混雑が常態化していました。

そのため、300形に変わり320形 (写真上)、330形(写真下)が 混雑緩和対策として開発されました。



通勤車両の定員は、座席数に加え 立席面積に1メーター四方に3.3人を 掛けた数値を採用しています。


そうして算出された300形の1編成の 定員が245人だったのに比べ

320形が259人、330形が262人に 増えました。 


定員にすると14人~17人しか増えて いませんが、330形では車両の軽量化を 徹底して行い、1メーター四方に10人 という車両強度の限界を考慮した満車 定員では、300形より100人増え、 座席数も13席増やすことに成功しまし た。

その結果、現在300形から330形への 置き換えが進んでいます。

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