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区域の需要に応じた車両運行が可能なAGTの単線

  • agtinstitute21
  • 2023年7月21日
  • 読了時間: 1分

更新日:2023年7月21日


AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は、

区域の需要に応じた車両運行が

可能なAGTの単線

です。


以前に複線並みの輸送量の確保を狙った ニューシャトルの単線区間をご紹介しま したが、それとは異なる目的で一部を 単線にしている路線があります。


ポートライナーは、 市民公園駅から中埠頭駅を通って

中公園駅に戻る3駅2.6kmが単線軌道に

なっています。


ポールと旗を組み合わせた形状の ポートライナーの路線は、

旗の部分が単線で、ポールの部分が複線 という組み合わせになっています。

単線と複線の接続部は単線軌道が

複線軌道を乗り越えてから複線軌

道に合流しますので、きついカー

ブと勾配の組み合わせになります。

このAGTが得意とする複雑な軌道は、

ポートライナーの中公園駅付近で見られ ます。

ポートライナーの単線が通る地域は、 普通ですとコミュニティバスなどによっ てカバーされるのでしょうが、 ポートライナーでは、単線を敷設して、 需要に応じた編成数を単線区間に回すこ とで、建設費や路線保守の負担軽減と 利用者の利便性を両立させる調整が可能

になっています。

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