全自動無人運転APMが可能にする24時間運転 (アトランタ空港APM)
- agtinstitute21
- 4月25日
- 読了時間: 1分
更新日:4月26日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回とり上げる話題は、
全自動無人運転APMが可能にする
24時間運転
(アトランタ空港APM)
です。
世界一の乗客数と離発着数を誇る
米国ジョージア州・アトランタ空港。
この巨大空港を24時間支えているのが、
全自動無人運転APM「スカイトレイン」
です。

全長2.4km、3駅を結ぶこの複線路線は、
日中は18時間シャトル運行を行い、
夜間は単線でオンデマンド運転を実施。
これにより、深夜でも移動手段を提供し
ながら、もう一方の線路で保守点検を
行うことができます。
メンテナンスと運行を両立させるこの
システムは、まさに無人運転ならではの
強みです。
三菱重工が機械設備一式を提供し、
以来15年間にわたって同社の
CMS(クリスタルムーバーサービス)が
運行・保守を担当しています。
空港のメインターミナルと駐車場、
ホテル、レンタカー施設を24時間つなぐ
ことで、アトランタ空港は
「眠らない空港」としての機能を維持
しています。

乗客が時間を気にせず移動できるのは、
全自動無人運転のAPMがあるからこそ。
未来の交通インフラの可能性を示すこの
システム、今後さらに広がるでしょう。
次回のAGTブログもお楽しみに!
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