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上下移動が不要な路面電車とAGTの違い

  • agtinstitute21
  • 2023年8月18日
  • 読了時間: 1分

AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は、

上下移動が不要な路面電車とAGTの違い です。


AGTの高架軌道の高さは、

道路から13mくらいあります。 おおよそビルの6階くらいの高さです。

これは、道路の両サイドの歩道から コンコース階に上り、改札口を通って、 更にプラットホーム階に上がるという 構造のためです。


道路上の空間を有効に使うという発想 から生まれた日本のAGTのなかでも

日暮里・舎人ライナーは、

ほぼ全線が国道58号線尾久橋通りの 上に設置されています。

駅は、階段の他にエレベータを設置し、 バリアフリー化されています。


路面電車は、乗降するのにAGTのような 上下移動がないシステムですが、 並走する自動車の交通量や プラットホームのキャパシティに 制約があったりします。


AGTは、上下移動がある代わりに、

下を走る自動車の交通量を減らす

こともなく、プラットホームの キャパシティが大きくとれ、 しかも乗り降りに時間がかからないなど

の特徴があります。


上下移動なしで乗降できる路面電車も 魅力ですが、輸送量、定時性、速達性、 安全性など高いクオリティの公共交通 サービスを、運転士なしで行えるのが AGTです。

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