ニューシャトルの混雑を緩和する階段位置
- agtinstitute21
- 2023年11月3日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年2月8日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は、
ニューシャトルの混雑を緩和する
階段位置 です。
ニューシャトルの駅の多くは、 コンコースがなく、 地上の改札口と高架のプラットホームが 階段とエレベーターで直結されています。

階段はプラットホームの端部に設置され ており、 大宮駅側のプラットホーム端に設置され ているのが5駅(鉄道博物館駅の上り エスカレータを含む)、 内宿駅側のプラットホーム端に設置され ているのが7駅と分散されていて、 極端な偏りがありません。
終起点の大宮駅のプラットホームの 改札口は、プラットホームと平行に 5口設けられています。 そしてプラットホームと改札口の間に
ある8段の階段は 宝塚のステージのようなとても幅の広い 階段で、
どの車両に乗っても、 車両のドアを出てから列に並ばずに 改札口を通過できますので、 前側の車両が混んで後ろ側が空いている というようなターミナル駅にありがちな
混雑のアンバランスを生まない構造です。

このようにニューシャトルは、 各駅のプラットホームの出入り口が
ほぼ均等に配置されているのと 大宮駅の合理的な構造により、 各車両の混雑度合いに偏りが あまり生じないようになっています。
ラッシュ時に各車両に均等に乗客が 振り分けられると、 混雑が酷い車両の混雑度に合わせて 増発などの対策を打つ必要がなくなり ますので、 利用者、運営事業者双方にメリットが 出てきます。
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