コンコース階のない駅でAGTの普及を加速化
- agtinstitute21
- 2024年10月25日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年10月31日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は
コンコース階のない駅でAGTの普及を 加速化
です。
駅の構造がAGTの普及や建設コストに 大きな影響を与えていることをご存じ でしょうか?
日本の多くのAGT駅では、2階に コンコース(連絡通路・改札階)、
3階にプラットホーム階を設けるのが 一般的ですが、これには大きな建設 コストがかかります。


東京ビッグサイト駅のように、 多くの乗降客が利用する駅では この構造が適していますが、 乗降客の少ない駅では費用対効果が 低く、採算性に影響を与えています。 そこで注目されているのが 「コンコースのない駅」です。 たとえば、湘南モノレールでは、 1階に改札口を設け、相対式プラット ホームへのアクセスを簡略化すること で、建設費を大幅に削減しています。

さらに、コンコースのない島式 プラットホーム駅も可能で、
歩道から横断歩道を渡り、 中央分離帯に設けられた階段を使って プラットホーム階に上る構造が考え られます。 このような設計により、途上国でも 低コストでのAGT導入が期待され、
交通インフラの整備が加速する 可能性があります。
AGTの未来は、こうしたシンプルで 効率的な駅構造の採用によって、
より身近で利用しやすいものになる かもしれません。
次回のブログもお楽しみに!
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