top of page

エコでヘルシーな無塗装車両製作

  • agtinstitute21
  • 2024年7月26日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年7月26日



無塗装車両のゆりかもめ7500系
エコでヘルシーな無塗装車両製作

AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は

エコでヘルシーな無塗装車両製作

です。


近年、ステンレスやアルミ製の車両にお いて、塗装の代わりにフィルムを貼った 車両が多くなってきました。

例えば、東京メトロ銀座線の1000系 車両は、レトロな外観を再現するために 全面をラッピングフィルムで覆っていま す。

一方、国内のAGT車両では、 全面をラッピングで仕上げる例はまだ 見られませんが、部分的にシールを活用 するケースが増えてきています。


横浜シーサイドラインの2000形車両 は、無塗装のステンレスボディに幾何学 模様のシールを貼るデザインが採用され ています。

また、ゆりかもめの7500系や

ニューシャトルの2020系車両では、 無塗装のアルミ車体にストライプの シールを貼ることで、スタイリッシュな 外観を実現しています。


塗装を施した車両の場合、メンテナンス 工場ではシンナーなどの有害物質から 作業員を守るための特別な設備が必要で す。

しかし、無塗装ボディにシールを貼る 方法を採用することで、 このような設備が不要になり、 環境にもやさしく、作業環境も健康的に なります。


このように、エコでヘルシーな 無塗装車両の製作技術は、今後さら

に普及していくと思われます。

軽量化が最重要課題のAGT車両にとって 、アルミや軽量ステンレス製車体と フィルムが最適な組み合わせになります。

Comments


© 2022 AGT研究所

bottom of page