より上質な車内の空気環境実現の取り組み
- agtinstitute21
- 2024年11月29日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年11月29日

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は、
より上質な車内の空気環境実現の
取り組み
です。
新型コロナウイルスが流行してから、
通勤車両も窓の上を少し開けて、
換気をするようになりました。
自動車では、ボタン一つで車外の空気を
取り入れるかどうかを調整できますが、
AGTでは、そういった外気を取り入れる
ファンが備わっている車両はまだ多くは
ありません。これは、AGTの駅間距離が
短く、頻繁にドアが開閉するため、
自然に空気の入れ替えが行われている
からです。
その代りに、何らかのトラブルで
車両が駅間で立ち往生した場合、
閉め切った車内ですし詰めの乗客
の気分が悪くならないよう、非常
時対応として窓の上を開けること
が出来るようになっています。
しかし、新しい時代のニーズに応え、
車両の空気環境をより良くするための
取り組みが進んでいます。
例えば、ニューシャトル2020系では、
外気を取り込むファンが装備されており
車内の空気を常に新鮮に保つ仕組みが
あります。
さらに、六甲ライナー3000形では、
空気清浄機を搭載し、不快な匂いを
取り除くだけでなく、微細な粒子の除去
にも効果を発揮しています。

こうした取り組みにより、「非常時の
換気」から、「日常的な快適さ」へと
考え方が変わりつつあります。
新しい技術と工夫が、私たちの通勤環境
をより快適で安心なものへと進化させて
いるのです。
次回のAGTブログもお楽しみに!
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