ゆりかもめレインボーブリッジのケージは何のため?
- agtinstitute21
- 2023年9月22日
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AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は、
ゆりかもめレインボーブリッジのケージ は何のため? です。

レインボーブリッジのゆりかもめの軌道 は鳥かごのようなケージに覆われていま す。 このケージは開業時にはなかったのです が、開業後わずか1か月目に発生した 事故の対策として取り付けられたもの です。 レインボーブリッジは2層になっていて、 一番上に首都高速11号線が通り、 ゆりかもめはその下の層にあります。 ゆりかもめの軌道が通る層の両側には 一般道の臨海道路が通っています。
このゆりかもめと並走する一般道を通る トラックの荷台から飛んできたベニヤ板 が車両に当たり、緊急停止するという 事故が発生しました。 もともと、一般道と並走する区間には、 フェンスが設置されていたのですが、 トラックの荷台から強風にあおられて 飛来したベニヤ板はフェンスを越えて 軌道に落ちたため、対応策として軌道の 上部も覆う現在の形になりました。
これにより、その後同じような事故は 発生していません。
そんなわけで、ゆりかもめの乗客に 鳥かごのようなケージという今まで どこでも見たことのない景色を提供 することになったのです。
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