top of page

ひとりも亡くなってはならない

  • agtinstitute21
  • 2024年11月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年11月22日



歩行者をかき分けながら走るゴムタイヤLRT Tranvia
ひとりも亡くなってはならない

AGT研究所の増川です。

AGTブログへ、ようこそ。


今回取り上げる話題は

ひとりも亡くなってはならない

です。



新しい路線計画のためにAGTについて

説明してほしいと頼まれ、訪れたある

海外の都市。街に到着して最初に目に

入ったのは、トランジットモールで

歩行者をかき分けながら走るLRTでし

た。


写真:Bama Tanko/Dreamstime


トランジットモールでは、LRTが走り

抜ける横を人々が自由に行き来し、

大変賑わっていました。

しかしその賑わいの裏で、実際に

初年度には片手に余る件数の死亡

事故が発生していたと聞き驚き

ました。

AGTはフルハイトプラットホームドア

を備えており、軌道と人を物理的に

完全に切り離しています。

これにより、人が軌道に立ち入る

ことができず、衝突事故が起こる

リスクを根本的に排除しています。

日本のAGTは、1981年以来40年以上

もの間、死亡事故ゼロを続けており、

その安全性が確かなものであることを

証明しています。


『ひとりも亡くなってはならない』

――これは交通インフラの基本中

の基本です。安全性に妥協は許さ

れません。

LRTには利便性と都市の魅力を

引き出す力がありますが、トラン

ジットモールのような人と軌道が

同じ空間を共有するシステムでは、

安全性の課題がどうしても残ります。

だからこそ、AGTのように徹底的に

安全を最優先したシステムこそが、

これからの交通にふさわしいと考えま

す。


次回のブログもお楽しみに!

Comments


© 2022 AGT研究所

bottom of page