なぜワンドア車とツードア車の2種類ある?
- agtinstitute21
- 2023年6月16日
- 読了時間: 1分

AGT研究所の増川です。
AGTブログへ、ようこそ。
今回取り上げる話題は
なぜワンドア車とツードア車の2種類
ある? です。
AGTには、ツードア車とワンドア車の 2種類が存在します。
ゆりかもめと日暮里・舎人ライナーが
ツードア車で、あとはみなワンドア車
です。

1995年に運行開始したゆりかもめは、
横浜シーサイドラインや六甲ライナー
などの標準規格の範囲内で、車体幅を
2.3mから2.5mに拡張し、車体長も
8mから8,5mに伸ばして車内の容積
を15%アップしました。 それと同時にドアも1か所から2か所に
増やしています。
ドアを2か所にすることで、駅の 乗り降りに要する時間が短縮され、
ラッシュ時の遅延発生が少なくなり、
ダイヤの乱れが起こりにくくなりまし
た。
ドア前の立席用床面積も増えたので、
輸送力のアップに寄与しています。
AGTの新路線計画があったら、輸送力
に余裕のあるツードア車が選ばれる
可能性が大きいと思いますが、
ドアは、駆け込んできた乗客と強く
ぶつかったり、キャリーバッグが挟ま
ったりすることによって故障が発生し
、定時運行に支障を与えやすい箇所で
すので、運行の信頼性を上げるために
ワンドア車を選ぶという考え方もある
やに聞いています。
無人運転システムならではの事情が
あるようです。

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